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スノウホワイト
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2006-12-08 [Fri]
はい、行ってまいりました「DEATH NOTE -The Last name-」。
細かいネタバレはないと思いますが、観てない方で「極力事前情報見たくない!」っていう方はお気をつけて。




給料日なので途中でお金下ろして行こうと思ったのですが、映画館近くのATM、私の使ってる銀行がない!
てか、何ヶ所かキャッシュコーナーなくなってる形跡があって、稼動してるらしいのが1台だけ…。
手数料出せば下ろせたんだろうけど、上演まであと15分くらいで焦った私は「えぇい、確かクレカ使えたはず!」とそのまま映画館へ。かろうじて残ってたお金でパンフレットは買えました(苦笑)。

始まる前からもうかなりドキドキ。
そういや映画館で映画観ること自体「座頭市」以来なのだわ。

映画とかライブとかって、楽しんでる最中でもどこか「終わりの時間」を気にしてしまうもの。
特に単調だったりすると、今何時かな、あとどれくらいかな、などと時計を見てしまう。
しかし今回は、とにかく最初から最後までぎっしり詰め込まれていて目が離せなかった。

まず言いたい。

映画関係者の皆様 グ ッ ジ ョ ブ !!

漫画や小説のメディアミックスは外れることも多いんだけど、今回は大当たりでしょう(と、個人的には思う)。

死神や、ノートで人を殺せるという非現実な世界を、見事に現実社会に融合させている。さくらTV絡みのシーンとかは、実写ということでよりリアリティを感じて不気味だった。清美と冴子の2人の女性キャスターの闘いや、出目川のドロドロした業界の内幕などもそれを際立てていた。

また、原作をL編までしか読んでない(最終回付近は少し読んだけど)私が言うのもなんだけど、上手くL編までで完結させたなと。監督と脚本家の力を感じました。もしかすると原作より好きかもしれない、映画版…。

各キャスティングも非常に魅力的でした。
前編ではレイ役がちょっと微妙でしたが、メインキャラ全員ハマってて見事でした。

藤原月(と、書いてフジワライトと呼ぶ人もいるらしいですね/笑)も、当初は違和感あったんだけど、やはり彼でよかったと思います。前編より更に知的さと狂気を兼ね備えて、しっかり「夜神月」になっていた。

戸田恵梨香ちゃんはあんま知らなかったんだけど、ミサの小悪魔的な可愛らしい部分、そして追いつめられた時の迫真の演技がよかったです。

藤村さんのワタリは、そんなにセリフがあるわけでもない。しかしでしゃばりすぎない圧倒的な存在感があった。これでこそワタリ!みたいな。

今回最重要なキーマンだったと思われる、鹿賀丈史さん演じる夜神総一郎パパ。惚れました(爆)。さくらTVに突っ込んでくシーンとか!か、かっちょええ…(〃▽〃)
監督が語っていた、「原作にはなかった、二人の子供(月とL)を受け止める役を託した」だけあって、随所にそんなシーンが見られました。かなり涙腺やられました(苦笑)。あ、思い出し泣き…(つД`)

そしてそしてスピンオフ映画も決定した松山ケンイチL!!(エンドロール後にその情報やるって公式サイトにあったけど、うちの映画館ではやらなかったよ…しょぼーん)

萌 え 死 に ま す vvvv

もう細部にわたる可愛らしさがたまらんとです。
先にネット画像とかで見ちゃったけど、ういろうもチュッパもひょっとこも角砂糖頬張ったハム顔もラストの笑顔(…号泣)もたまらんとです!!!!
原作のLの最期に納得できない人必見っていうのよくわかった!!そうきたかちくしょー!!えるー!えるー!!。・゚・(ノД`)・゚・。 うわああああん!!でもあれでこそLっぽい!!

ノートで人が殺せる、そんなショッキングさが前面に出てしまいがちかもしれませんが、本当深い作品だと思います。

未熟な人間が作った法律には限界があり、法で裁ききれないものもあるかもしれない。
それでも今の法律は、人間が長い時間をかけて築き上げてきたものなのだと。
(夜神パパのセリフより。うろ覚えですが)

月とL。ふたりの正義の行方を、どうかあなたの目でも見届けてほしい。
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管理人:あこ
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月L・L真希派ですがCP傾向は緩め?
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