新春シアター・天国のドアを叩け

いつのまにか明けてました2010年。
遅れ馳せながら、本年もよろしくお願い致します。

年々大晦日やお正月という感覚が薄くなってしまっているのはやはり寂しいですね。
年末年始ということで、若干不規則シフトになり、ようやく連休ゲットです。

そしてようやくようやく観ました。

「ヘ/ブ/ン/ズ・ド/ア」…！！

今更ですが若干バレも含むかと思うので畳みます。
ついでにちょっと辛口かもです。

余命3日の勝人(ナ/ガ/セ/トモーヤ)と一ヶ月の春海(ままゆん)。
ヤバい車やらパトカーまで強奪してひたすら海を目指す物語。
「人生の最後くらい、気のきいたエンディングが欲しくなった」と言う勝人だけど、きっと7歳から入院してて海を見た事ない春海に、海を見せたかったというのも多分にあったんじゃないかと思う。

ただ、いささか展開が強引というかご都合主義というか、ツッコミどころ満載ではあった(苦笑)。
それ飲酒運転ちゃうんかとか、雨ん中病人騒いだらそら倒れるやろとか、パトカー鍵くらいかけろよとか、謎の外国人さん親切すぎとか(笑)。
まぁ、全体を通して見せるものがあれば、若干のそれも許せるものはあるんですが。
その辺、ちょっと弱かったかな。

死を前にしたら何でもアリなのかよ、と。

その辺はサラリと流すものなのか、モラリスト気取るつもりもないんだけど。

いっそもっと切なくダークめだったらどうだったろう…。
かと言って北野映画的に救いようがないのも困るか(苦笑/いや、北野作品好きですよ)。

映像も音楽も役者も申し分なかったです。
それだけに、脚本がやや惜しかったかな。
それとも、これはこれでいいものなのか。
とりあえず一回観ただけではまだ何とも。

…さぁ、能書きはこの辺にしておいて、ま ま ゆ 萌えコーナーに移りましょうか(爆笑)。

なんなんだこの細くて可愛くて美しい生き物はー！！
同じ人間デスカー！？
酔っ払った春海ちゃんをそのままお持ち帰りした(ry

衣装も春海ファッションショーばりに変化してかわいかったねぇぇ。
まさかの警察官コスまで(違う/笑)。

ホストクラブのシーンではドキドキしちゃいましたよ。
春海ってば！その人王子様じゃないよ！眼を閉じたりしちゃらめえええ！！
あなたの王子様は白いシャツのいやこれも違う(爆)。
あれってばニノだったのですね。

そして、一番の見所はやはり拳銃ぶっ放しシーンでした。
「もし人生が2回あるなら言うこと聞く。でもこれが最後だから聞けない」にはズシリと来ました。
本当になんて凄い女優なんだ…！

「死にたくない」と泣く勝人を優しく抱きしめる春海。
ああっ、これをＬ真希で見たかった…っ…！！！！！
Ｌ真希ラヴァーの皆様なら共通意見だと信じております(笑)。
いえ、Ｌに死にたくないとか泣かせたいわけではなく。
「怖くないよ」って、抱きしめてほしかっ…(号泣)。
でも、あの「怖くないよ」は「自分ももうすぐ逝くからね」の意味もあったのかな。
｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･。

エンディングの映像とア/ン/ジ/ェ/ラ/アキさんの曲がとても素敵でした。



只今無性にＬ真希モードでして、また熱く語りに来たいと思います。