伝えたい想いは、ただ、まっすぐに君に届け

えと、先ほど本編をオーディオ・コメンタリーモードで観終わりました。
ハイ、ネタバレにつき(以下略

本編は美味しいとこ(笑)だけちらちらと観てはいたのですが、通しで観たのは買ってから初めて。
ちなみにコメンテイターは企画プロデューサー佐藤Pと日活プロデューサーの田中P、そして特別ゲスト(？)に中田監督。小杉宣伝部長は欠席でしたのう。
ツッコミどころ満載でしたが、知られざる舞台裏とか、気づかされることも色々あって面白かったです。

佐藤P、のっけからテンション高いww
前作の金子監督が高田の脚線美やミサの拘束姿に拘ったのに対して、中田監督はナオミのミニスカはあまり強調したくないとチラリズム路線？(笑)
冒頭のＬ登場シーンはLAではなかったのですか！？やばい、SS書き直さなきゃww
ケニチの指の美しさは皆が絶賛するところですが、男性ファンからも支持を得ていたのですね…！！まさに国宝級！！
川井さんのサントラは随所で誉められてましたね。導入部の「L Lawliet」も大好きですが、クレープカーが空港に入ってくる時の「激走」がめちゃんこ好きです！！鳥肌立つー！！
BOYに串刺しお菓子あげる時、夜神パパンの時より小さくした(BOYに合わせた)んはＬの優しさだったんかーvv
真希ちゃんにあげて断られる時のＬの動きはパントマイム(チャップリン)的で、イタリアの映画祭でもウケたそうなww
脱出用にコーヒー入れる水筒、Ｌシールだらけだったけど、最初は下に少しだけだったらしい。それをＬが全部貼って下さいって…(爆笑)。どんだけ自己顕示欲強いねんと突っ込まれてました。
ウィルスのエネルギー源について話してる時、Ｌが食べてたドーナツは、大学の購買で買ったのではないかと…購買でドーナツ買うＬ…ww
ＭＫ＝松山ケンイチはネットでもよく見かけましたが…どうやってまちゅがウィルス抑えこむねん(笑)。
あ、松戸さんの報酬とか何かやらしいんでそういう話止めて下さい(苦笑)。
ウルトラＣ級と言われた、車止めでのＬ座り。Ｌと鳩しか出来ないにバカウケ。
いつのまにか皆に「僕蔵」と呼び捨てされる正名さん。役名ならまだしも、あんまりです…(苦笑)。
ナオミの「高みの見物」と駿河さんの「誇りに思う」は対になっていたのですね。駿河さんは、共に戦ってくれたと…。

途中まではいちいち笑ってたりしたのですが、終盤はツッコミつつもやはり泣けた…。
「あなたは生きて下さい」「明日もいい一日にして下さい」…希望を託す、Ｌの願い…。
ラスト、BOY…ニアとの別れで、やっぱり少し泣き入ってたのか！？髪の毛の影や光の加減ではなかったのか…！！



あの、チームデスあんま好きじゃないって人もいるようですが、私は好きですよ。
今回のブックレット見て改めて思ったけど。あの中学生みたいな青臭さがダメな人はダメなんだろうな。
私はむしろそこがいいんですが(笑)。ちょっとインテリ系佐藤Pとかツボだしな！(笑)
真希ちゃんの復讐に対して、そんなもの未来を生まない、「赦し」というテーマがあったのいうのにも激しく納得。
大切な人を理不尽に失って、それでも赦すというのは本当に難しいと思う。
当事者からしたら、理想論とか綺麗事とか思われるかもしれない。
それでも、それが月の「部屋に篭りきりの君にはわからない」という台詞や、デスノートという作品に対してのひとつの答えだったのかとも思う。



興行収入とか、お偉いさんの評価とか、そんなのはどうでもいい。
こんなにも愛しいと思う映画はない。観れば観るほど、その想いは強くなった。



あいしてる、Ｌ。



…私も相当青臭いな！！(苦笑)